院内迅速検査体制|きよはら内科クリニック|肥後橋駅すぐの内科 糖尿病内科 内分泌・代謝内科

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院内迅速検査体制

院内迅速検査体制|きよはら内科クリニック|肥後橋駅すぐの内科 糖尿病内科 内分泌・代謝内科

当院の院内迅速検査体制について

当院では、一般的には病院の血液検査機器と考えられている大型の生化学/免疫自動分析装置を導入することなどにより、検査の迅速性だけでなく、院内血液・尿検査項目を充実させることが可能となりました。採血後30分程度で結果が判明するだけでなく、一般生化学検査から糖尿病性腎症の早期診断マーカーである尿中微量アルブミン、甲状腺ホルモン、腫瘍マーカーまで幅広い院内血液・尿検査項目を測定することが可能となりました。少しでもお身体の不調を感じられることがございましたら、是非、当院で院内迅速血液・尿検査とともに原則予約なしで受けていただくことのできるCT検査などの画像検査や心電図検査、超音波検査(予約が必要な場合があります)を受けられることをおすすめいたします。

院内迅速血液・尿検査

院内迅速血液・尿検査

血液検査とは、体内をくまなくめぐる血液に含まれる細胞や酵素などの数を数値化し、それらが基準範囲内かどうかを調べることにより、身体の健康状態を確認したり、病気の診断に役立てる検査です。血液検査でわかる病気は、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病や貧血、肺炎などの炎症性疾患、肝疾患、腎疾患、甲状腺疾患などの内分泌疾患、悪性腫瘍などさまざまです。
尿検査とは、尿中の蛋白や糖などを調べ、様々な病気やその兆候を知ることができる検査です。尿中の蛋白は腎疾患、潜血は尿路結石や糸球体腎炎など、糖は糖尿病、白血球は膀胱炎などの尿路感染症の可能性を教えてくれるサインとなります。
当院では、一般的には病院の血液検査機器と考えられている大型の生化学/免疫自動分析装置を導入することなどにより、検査の迅速性だけでなく、院内血液・尿検査項目を充実させることが可能となりました。少しでもお身体の不調を感じられることがございましたら、是非、当院でCT検査などの画像検査とともに院内迅速血液・尿検査を受けられることをおすすめいたします。

当院で測定可能な院内迅速血液・尿検査項目

・血糖値(GLU)・ヘモグロビンA1cHbA1c

・コレステロール値(総コレステロール(TCHO)・善玉コレステロール(HDL-C)・悪玉コレステロール(LDL-C))・中性脂肪(TG

・尿酸値(UA

・貧血(赤血球数(RBC)・ヘモグロビン(Hb)・ヘマトクリット(Ht)など)

・炎症反応(白血球数(WBC)・白血球5分類(NEU%LYM%MON%EOS%BAS%)・CRP

・出血(血小板数(PLT))

・肝機能(ASTGOT)・ALTGPT)・LDHALP・γ-GTP・コリンエステラーゼ(ChE)・総ビリルビン(T-BIL)・直接ビリルビン(D-BIL))

・膵機能(アミラーゼ(AMY))

・筋逸脱酵素(クレアチンフォスフォキナーゼ(CPK))

・腎機能(尿素窒素(BUN)・クレアチニン(CRE)・eGFR

・電解質(ナトリウム(Na)・カリウム(K)・クロール(Cl)・カルシウム(Ca)・無機リン(IP))

・甲状腺ホルモン(FT3FT4)・甲状腺刺激ホルモン(TSH)・抗TSHレセプター抗体(TRAb

・腫瘍マーカー(CEACA19-9

・尿定性検査(尿蛋白定性・尿糖定性・尿潜血反応・尿ケトン体・尿白血球)

・尿蛋白定量検査(尿蛋白/クレアチニン比(UPCR)・尿中微量アルブミン(UACR))

院内迅速血液・尿検査項目の測定時間

・尿定性検査(尿蛋白定性・尿糖定性・尿潜血反応・尿ケトン体・尿白血球):1分

・白血球数(WBC)・白血球5分類(NEU%LYM%MON%EOS%BAS%)・赤血球数(RBC)・ヘモグロビン(Hb)・ヘマトクリット(Ht)・血小板数(PLT):1分30秒

・ヘモグロビンA1cHbA1c):5分

・それ以外の検査項目:約10分

血液検査(生化学検査・免疫検査(甲状腺ホルモン・腫瘍マーカーなど))の流れ

1. 採血室において翼状針にて採血

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2. 血液が固まるまで待つ15〜30分

生化学検査・免疫検査は、通常、「血清」を使って行います。血清を採取するには、凝固剤の入った生化学採血管で採血後、血液が固まるまで15〜30分、静置してから、遠心分離器にかける必要があります。 → 当院では、ほぼ全ての項目を「血漿」サンプルで測定しています。血漿を採取する場合、ヘパリン採血管で採血後すぐに遠心分離器にかけることができます。そのため、2.のステップをスキップして、3. のステップに進むことができるため15分以上の時間短縮が可能となりました。

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3. 遠心分離(3000回転/ x 5もしくは10分

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4. 自動分析装置へ採血管をセットすると、自動分析装置は、採血管にはりつけたバーコードを読み取り、測定を開始します(約2〜5分)。

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5. 自動分析装置での測定(約10分

同時に測定する検体数により時間は前後しますが、採血後30分程度で結果が判明します。
一般に『測定時間10分』を謳っている医療機関もございますが、5.のステップの時間のみを表示しているに過ぎません。当院での測定時間も約10分となります。
さらに、当院では、病院クラスの生化学/免疫自動分析装置等を導入することにより、検査の即時性だけでなく、一般生化学検査から糖尿病性腎症の早期診断マーカーである尿中微量アルブミン、甲状腺ホルモン、腫瘍マーカーまで幅広い院内血液・尿検査項目を測定することが可能となりました。
少しでもお身体の不調を感じられることがございましたら、是非、当院でCT検査などの画像検査とともに院内迅速血液・尿検査を受けられることをおすすめいたします。

CT検査

CT検査

当院では原則予約なしCT検査での精査を受けていただくことができます。CT検査を診察当日に受けていただくことで、思いもよらぬ病気が見つかることもあります。同時に院内で実施できる迅速血液・尿検査、心電図検査、超音波検査(予約が必要な場合があります)などとともに、病気の早期発見・早期治療が可能となります。尚、各種検査結果は原則、診療時間内にご説明させていただきます。

CT検査とは

CT検査はComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)検査の略称であり、人体の輪切り画像をコンピュータによって再構成する装置です。CT装置は多方向から身体にX線を照射し、水分、骨、脂肪、空気など体の中にある成分によるX線の吸収率の違いをコンピュータで処理することにより体の内部を画像化し、立体的(3D)画像を作成できるのが特徴の一つです。当院では16列マルチスライスCTを導入しており、約1 mmの間隔で断層画像を作成できるため、レントゲンに写らないごく小さな病変も描出可能です。

CT検査の実際

CT検査は、更衣室で検査着に着替えていただいたのち、ベッドの上にあおむけになった姿勢で行います。検査の際はベッドが自動で動き、トンネル状の装置の中に入ります。撮影部位によっては、両手をバンザイの状態で頭の上に挙げていただいたり、一時的に息を止めていただくことがあります。検査全体にかかる時間は5〜10分程度です。

CT検査で検出できる主な病気

1.

 ・脳卒中脳梗塞・脳出血くも膜下出血など)

 ・硬膜下血腫

 ・脳腫瘍

 ・水頭症

2. 脊椎・脊髄

 ・脊椎椎間板ヘルニア

 ・変形性脊椎症

 ・脊椎圧迫骨折

 ・脊髄腫瘍

3.

 ・肺炎

 ・間質性肺炎

 ・COPD(慢性閉塞性肺疾患)

 ・気胸

 ・気管支拡張症

 ・肺がん

4. 大動脈

 ・大動脈解離

 ・大動脈瘤

5. 肝臓・胆嚢・胆道・膵臓

 ・脂肪肝

 ・胆嚢結石症/総胆管結石症

 ・胆嚢炎/胆管炎

 ・膵炎

 ・肝細胞がん

 ・胆嚢がん

 ・胆管がん

 ・膵臓がん

6. 腎臓・副腎・尿管・膀胱

 ・腎盂腎炎

 ・腎結石/尿管結石

 ・腎細胞がん

 ・副腎腫瘍

 ・腎盂・尿管がん

 ・膀胱腫瘍(がん)

7. 消化管

 ・虫垂炎

 ・憩室炎

 ・腸閉塞

8. 前立腺

 ・前立腺肥大

 ・前立腺がん 

9. 子宮・卵巣

 ・子宮筋腫

 ・卵巣嚢腫

 ・卵巣出血

 ・子宮がん

 ・卵巣腫瘍(がん)